防災と向き合う~先人の経験の積み重ね~ - みなみ紙工オフィシャルサイト  

防災と向き合う~先人の経験の積み重ね~

2025.03.9
カテゴリー:新着情報,防災

2024年は元旦から能登半島大震災が発生し、日本全体が大きな衝撃を受けました。被災地では多くの方々が厳しい生活を強いられ、改めて防災の重要性が浮き彫りとなっています。

私が住む滋賀県は比較的災害が少ない地域と言われていますが、だからといって油断はできません。「災害が起こらない地域」ではなく、「今はたまたま大きな災害が起きていない地域」と考えることが大切です。皆様は、日頃から防災意識を持ち、備蓄品のストックなどの準備をされていますでしょうか?

震災が教えてくれた「水とトイレ」の問題

今回の能登半島大震災では、断水とトイレの問題が大きな課題となっています。普段は蛇口をひねれば水が出るのが当たり前ですが、災害時にはその「当たり前」が一瞬で失われます。

特に断水すると、飲み水だけでなく、調理、手洗い、トイレの流し水、入浴など、生活のすべてに影響が及びます。災害時には、給水車が来るまでの間に十分な水を確保しておく必要があります。

解決策:水の備蓄を考える

一般的に、大人1人が1日に必要とする水の量は約2Lとされています。しかし、調理やトイレなどを考慮すると、それ以上の水が必要になります。家族の人数と必要日数を考え、**最低でも3日分(可能なら1週間分)**の水を確保しておくことが望ましいです。

また、「地下水があるから大丈夫」と思っていても、ポンプが電気で動く場合は停電時に使用できなくなるリスクがあります。水の備蓄は、どんな家庭でも考えておくべき重要な課題です。



トイレ問題が引き起こす健康リスク

断水時にはトイレの水も流せなくなり、深刻な問題となります。特に避難所ではトイレの数が不足し、清潔に保つのが難しくなるため、衛生環境の悪化による感染症のリスクが高まります

さらに、トイレが使えないことで排泄を我慢し、体調を崩す人が続出することも報告されています。特に高齢者や子どもは排泄を我慢することで、脱水症状や膀胱炎、腸の不調を引き起こすこともあります。

解決策:簡易トイレの備蓄

トイレ問題に備えるためには、簡易トイレの備蓄が有効です。市販の非常用トイレは、汚物を固めて臭いを抑えるものや、凝固剤が入った袋を便器にかぶせて使うタイプなど、さまざまな種類があります。

必要な簡易トイレの量は、1日のトイレ回数×家族の人数×必要日数で計算できます。一度、実際に家族で計算し、不足がないよう準備を進めておきましょう。

災害時にケガを防ぐための靴の準備

地震では建物が倒壊し、家の中にもガラスの破片や家具の破損物が散乱します。その状態で裸足やスリッパのまま歩くと、大怪我をするリスクが高まります。

特に就寝時は無防備な状態のため、夜間に避難が必要になった際には、安全に移動できる靴がすぐに履ける状態にあることが重要です。

解決策:枕元にスニーカーを置く

災害時に備え、底がしっかりしたスニーカーを枕元に置くことをおすすめします。これにより、割れたガラスの上を歩く際にも足を保護できます。

また、避難時には寒さをしのぐことも重要なため、寝袋を用意しておくと安心です。冬場の避難所は冷え込みが厳しく、体調を崩しやすくなるため、防寒対策も併せて考えておきましょう。

防災意識を高めるためにできること

1月には、小学校で防災授業を行い、子どもたちに防災の大切さを伝えました。未来を担う世代に防災意識を持ってもらうことは、地域全体の防災力向上にもつながります。

しかし、防災は大人が率先して取り組み、日頃から家族で話し合うことが何より大切です。「うちの地域は安全」と考えるのではなく、「もしものときにどう行動するか」をシミュレーションし、具体的な準備を進めましょう。

災害はいつ、どこで起こるかわかりません。備えあれば憂いなし。今一度、防災対策を見直し、大切な命を守るための準備を始めましょう。

(防災士:南)

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